<Header>
<Author: 岑參>
<Title: 逢入京使>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 京（けい）に入（い）る使（つかひ）に逢（あ）ふ >
<BookPage: 287>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
故園東望路漫漫，
雙袖龍鍾淚不乾。
馬上相逢無紙筆，
憑君傳語報平安。
<End Poem>
<Translation>
故郷の方角、東を望むと、路ははるばるとつづいている。雨の袖にこぼれる涙は乾くひまもない。ちょうど都へ向かってゆく使者と途中で、出くわした。しかしお互に馬上のことで、紙もなければ筆もなく、手紙をかくわけにはいかない。さいわい君にお目にかかったので、言づてをお頼みしたい。どうぞ、こちらは無事だと知らせてく れたまえ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
故郷の方角、東を望むと、路ははるばるとつづいている。
雨の袖にこぼれる涙は乾くひまもない。
ちょうど都へ向かってゆく使者と途中で、出くわした。しかしお互に馬上のことで、紙もなければ筆もなく、手紙をかくわけにはいかない。
さいわい君にお目にかかったので、言づてをお頼みしたい。どうぞ、こちらは無事だと知らせてく れたまえ。
<End Formatted Translation>